“ 京都へ何か書いてやる以上は、是非とも自分と津田との消息を的(まと)におかなければならなかった。 お延はその晩京都にいる自分の両親へ宛(あ)てて手紙を書いた。政治父子といった足利高基の古河公方擁立を狙う宇都宮成綱を中心とした血縁関係のある勢力が中心となって支持した。小説版第1弾の設定ではボイラー室の地下4,000メートルに原子炉を作っている。同年10月、義晴と高国は近江の六角定頼・ ”